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ブログ - 201910のエントリ

阪本知は当ステージプラスの小屋管理のメンバー。
5月HEPホールにて彼プロデュースによる大竹野正典脚本の「密会」を観た。
今年は同氏没後10年ということで、ウイングフィールドが中心となり、
彼の戯曲を掘り起こすイベントが行われている。
「密会」は81年に起こった深川刺殺事件をもとにした作品で、
本来地味な会話劇を、EDMバージョンの「ペルシャの市場」が流れまくり、
白塗りの男女が踊りまくるという祝祭空間に仕立て上げ、観客の度肝を抜いた。

HEPホール公演の直後に極狭のステージプラスでやるという激しい落差。
しかし両公演ともに観た観客がいたとしたら、10人中8人は今回のが良かったと言うんではないか。
なによりもストーリーが分かりやすい。

ある漁村でシャム双生児の男女アグニとギリコが産まれ、座敷牢に隠されて育った。
ある日津波が町を襲い、2人は両親とはぐれてしまった。
途方に暮れていたところ、人買いのせむし男の甘言に乗って、
見世物小屋兼売春宿「六角蜜蜂」で働かされ人気者になる。
街のお大尽で医者の菰田が2人の身体に興味を持ち、やがて。。

見世物小屋の不具者を筆頭に、出演者全員がみな美形か異形というキャスティングが良い。
演技云々より衣装とメイクがキャラクターを際立たせている。

松本雄二が演出した「レミング」のオブジェをもらいうけた舞台美術、毒々しい照明、
本公演のために作曲したお囃子風のオリジナルスコア等、
ケレン味たっぷりのスタッフワークが本当に素晴らしい。
アングラ要素を全部をぶち込んでそれでいてポップな造り。

物語自体は丸尾末広「少女椿」や寺山の「田園に死す」あたりがベースとなっている。
台本には3人が関わっていて改稿を重ねた為、
当初のテーマ自体ぼやけてしまった感があったり、後半バタバタしたりと荒もあったが、力業で押し切った。

なによりうちの狭い小屋の雰囲気にマッチした妖しさ満載の舞台を彼は作り上げた。

小心ズ&望ノ社

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-10-12 17:42
東京から「OSAKA FRINGE FESTIVAL」に参加する為に大阪入りした
スタンダップコメディ小心ズ「新郎新婦のご入場です」と
人形劇団望ノ社「SHADOW KINGDOM-影の王国」合同公演。
各1時間、2本立て公演。

「新郎新婦のご入場です」
シルクドソレイユ正式登録アーティストであるヤノミによるスタンダップコメディ
(お客さんに問いかけるスタイルの一人コント)。
彼女は結婚式の司会も実際にやってるらしく、実体験を交えた結婚式あるあるネタ。
巧みにお客をいじりつつ話に引き込まれる。抱腹絶倒、オチも鮮やか。

「SHADOW KINGDOM-影の王国」
トロント演劇祭児童部門最高賞受賞作品。
寝つきの悪い少女ミネルヴァが、無くした携帯を求めて夢の中を冒険する。
夢の世界は夜行性動物が蠢く「シャドウキングダム」。
カナダ人ダニエルと日本女性の二人が操り声演する「影絵」の宇宙。

影絵と言って想像するような白黒の平面的なものではない。
350枚を超える切り絵にゼラを仕込んで色付け、時に照明の種類を変える。
「影」の美しさ不思議さ怖さを感じた。
絵と操演、声と光の総合芸術。
ミネルヴァが城に向かって飛翔するシーンには鳥肌が立った!
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