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ブログ - 201809のエントリ

劇団洒落乙。の公演は、ステージプラスでは2015年「ミスターペロペロマン」に続いて2回目。同作品はグロテスクな青春群像劇で印象深かった。

今回の洒落乙の公演は、レズ業界のマウント争いを、「仁義なき戦い」等ヤクザ映画に置き換えて描いた怪作だ。
主宰ぶった斬れのベティ自身レズビアンであることを公言している。

パンフレットによれば、レズビアンと一言で言っても、ジャンルによる反目があるようで、
外見上での、ボイ(ボーイッシュ)VSフェム(女性らしい)VS中性
SEX面でのタチ(抱く側)VSネコ(抱かれる側)の組み合わせによって構成されている。
タイトルの「ボイタチ」とはボーイッシュな抱く側のレズビアンである。

オープニング、木魚 鉢、読経が鳴り響く中「ボイタチ組」組長の葬式シーンで幕が開く。 
いきなり不穏で罰当たりなムードが漂う。
ボイタチ組組長はミナミ・堂山のレズバーの縄張り争いで「フェム組」に射殺されたらしい。
ボイ組組員たちは復讐を誓い、
ボイ・フェム・中性にメンヘラまで加わって四つ巴の血で血を洗う抗争が勃発する。。

時々意味不明なギャグや業界ネタ等があったりするが、
徹底したエンタメ志向、剛腕の演出力で全力疾走で駆け抜けた。

今回の公演で驚いたのが、全キャスト10人中過半数が「初舞台」だということだ。
普通なら危なっかしくてまずあり得ない。舞台が成立しない可能性がある。
しかし、彼らは舞台は素人でも、
レズビアンバー等で働く華のある、男でも惚れ惚れしそうなイケメン揃いである。 
演出は演技力より本物のレズビアンが持つ面白さリアルさを選択した。
だから芝居を観ているというより、ある種見世物を観ているような感覚に陥った。
現代のアングラとはこういうスタイルになるのかもしれない。18年版「薔薇の葬列」?

小劇場の客はほとんどがその関係者だとよく言われているが、
今回の公演、イケメンボイを観る為に、
着飾ったお水風のお姉さまや男装者等普段小劇場に足を運ばなそうな観客が大勢来館した。
「小劇場」という枠組みを打ち破っていくダイナミズムさを感じた。

最後に、座長ぶった斬れのベティの存在感は只事ではない。
LGBTの社会認知が進む中、彼女は自身でレズビアンを公言し、トーク力もあるので、
TV等色んなメディアに進出していくのではないかとマジに思う。

たまごの缶づめ!「良い月」 

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2018-9-9 15:14
今回のたまごのカンづめ!による朗読公演「良い月」は同劇団のワークショップの講師と受講生で企画された。

本公演は演者も演目も全く違う、AパートとBパートの2部構成で両プログラムによる演目の被りなし。
AB共に観劇されたお客さんも大勢いたが、私は時間が無かったのでB公演の方のみ観た。

私が観たBパートのプログラムは
ヽ┐里覆こ本 第二十六話  アンデルセン
飴玉  新美南吉
赤い蝋燭  新美南吉
っ懃瓩了紂 芥川龍之介
サい瞭任扮様  岡本かの子
Τ┐里覆こ本十六夜  アンデルセン  
Х醋襪箸瓩ね  小川未明
の7作品。
い涼懃瓩了絨奮阿倭瓦動貎邑譴蠅力読。 

主宰者曰く、「朗読イベントというと堅苦しいイメージだが、朗読の朗は《朗らか》とも読み、
ゆったりとした気分で観劇してもらいたい。また朗の字は《良い月》と書き、
中秋の名月に因んでタイトルにした」とのこと。

お客さんにはドリンクが振舞われリラックスした気分での観劇となった。

ステージプラスで朗読公演は久しぶりなのだが、
改めて朗読というジャンルの豊かさを思い知らされた。
吸う息吐く息、溜める息。声の響きが想像力を掻き立てる。
演者によってもそれぞれ個性があった。

二人の演者によって語られる芥川の「蜘蛛の糸」は圧倒だった。。

Aパートで演じられた改変版の「桃太郎」(正調版と芥川版のリミックス)も観たかった。

猟奇的ピンク「be myself」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2018-9-7 19:45
猟奇的ピンクは、大学時代の演劇サークルの仲間が集まって結成された社会人劇団。 
劇団名を聞いた時、アングラ的なな芝居を予想してたのだが、全く違った。

舞台上には椅子が5脚あるのみ。
キャストは女性5人。うち4人は終演までずっとステージに立ちっぱなし。

物語は4人の女性それぞれの「ワタシ」目線の話で、
4人の物語がゲームのターン制のように交互に進行していく。

ゞ極寨據 .ールズバンドのヴォーカルで、昼間はOLをしている。
橋本沙良 遥の妹、モデルを目指してる。プロモ動画をユーチューブで配信。
春菜   猫カフェの経営者。検察官を目指す彼と同棲。
た人鎧辧 ’カフェの常連。沙良の通う塾の講師。母と同居、結婚話を疎ましく思っている。

どこにでもいそうなイマドキの女性たち。
その回のヒロイン以外は猫カフェの猫になったり、アイドルのファンになったり、
彼氏になったりという構成。

作演出の鶴山氏はキャスト達と普段どんなことを考えているかインタビューしながら、
キャラ形成していったという。

ラスト
失敗や挫折を繰り返しながら、彼女たちは少し強くなって旅立っていく。
作演出鶴山氏が彼女たちを見守る眼差しには温かさが感じられた。

面白い作品だった。
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