ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

Photo Gallery
店内風景 6
twitter

ブログ - 201605のエントリ

VOGA「Social Walk」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2016-5-29 1:35
VOGAは維新派から派生した劇団。
私自身維新派は「日本維新派」時代も含め幾度となく観劇してるが、VOGAを観るのは今回が初めてである。
行きたいと思ったのは、劇団のネームヴァリューだけじゃなく、会場が「石清水八幡宮」というのに興味がひかれたのが大きかった。

維新派に行く時もそうだが、「何をやるか」じゃなくて「どこでやるか」というのが大きいのだ。
「五月の京都、会場には八幡駅からケーブルカーに乗車要」、観劇というより小旅行。

で、当日。
男山ケーブルを下車し、山道を歩くこと10分。普段は石清水八幡宮の駐車場に使用される木々に囲まれた空間に舞台はあった。
会場内には屋台村が出店し、酒、エスニックフードが売られている。
日暮れ 木漏れ日が美しい。

会場前の客入れBGMがずっとビートルズ。
ゆるゆると開演。
舞台の時代設定はまさにビートルズ来日前夜。
昭和30年代頃の京都を舞台とした、少年が幻視する不思議な大人の世界。。

しっかりと維新派からジャンジャンオペラのDNAを受け継いでる。
イメージの断片を積み重ねてゆくのは維新派譲りのスタイルなのだが、VOGAはもう少し物語寄りだ。
鳥かご、女子高生、銭湯、ラジオ。
ラスト、完全暗転。見上げれば漆黒の夜空。
原始の演劇は、野外で行われた。アメノウズメの舞はこんな夜に行われていたのだ。
演劇を超えた何かを満喫した一日だった。
SNS等の公募により集まった劇団はバラエティに富んだラインナップだった。
お客さんの投票による順位は、1位無名劇団、2位うましかやろう、3位ないすばでぃプロジェクト、4位ラフトランポリン企画
という結果だった。
複数団体によるショウケイス公演、演劇祭は何度も観てるが、他と比べても
全体的にレベルは充分高く、この内容でチケット2000円は安かったと思う。

☆各劇団の寸評☆

1位 無名劇団「リメイク版 カルビ」
ベッドを赤で飾り付け 禍々しいイメージ。
かつて恋人と一緒にいた部屋で一人焼肉する女性。
主演の島原夏海の狂気を孕んだ演技は会場全体を凍りつかせた。 

2位 うましか野郎「寝具の中でSing a Song」
シンガーソングライター志望の主人公のもとに歌の神様が夢の中に現れる。
寝てばかりいるグータラな女主人公が面白い。
全作品の中で一番直球なコメディ作品。
スポンサーさんの評価は一番高かった。

3位 ないすばでぃプロジェクト「ハナが見る世界」
同棲中(?)のカップルが休日ベッド周辺でいちゃいちゃしてるだけの芝居。
不穏、くすぐったい、低体温。
京都っぽいキュートさ。

4位 らふ☆トランポリン企画「天獄」
刑務所で二人の男が収監されている。彼らには現実逃避からか少女の幻が見える。
先輩役の掛谷将の飄々とした演技が良かった。ラスト鮮やか。

プログラムが全て終了し、4日間戦った劇団たちが、皆で酒を酌み交わし、他愛もないガールズトーク等をしてるのを見てやっと、
「ああ、公演やってよかったなあ」という気持ちが押し寄せて来た、
螢縫船Δ蓮2年に一回ぐらいならやっても良い」という言葉を頂いてるので、
またいつかやれる時が来れば良いかなと思います。
今回の「Display×Drama Bedroom Show Battle」に準備等含めて約2か月間、
このイベントに付きっきりになっていた。
千秋楽〜打上げが終了した後、しばらく精魂尽き果てて、
今回のイベントを纏める言葉がなかなか出なかった。しばらく呆けていた。
しかしまあ、ずっとそうしてる訳もいかないので、やっとこさPCに向かって書きだしてる次第です。

☆企画の発端☆

2008年にステージプラスでは「プラワン企画」というショーバトルをおこなっていた。
この企画はSNS等の呼びかけで集まった4〜5劇団(前売りノルマ制)が各々短編舞台を行い、
当日集まったお客さんからもっとも支持票を集めた団体が優勝→螢縫船Δ茲衢ゾ‐淺覆授与されるというイベント。
計3回行われた。
この企画を発展させたのが、今回の「Display×Drama Bedroom Show Battle」だ。

舞台にある商品(今回はベッドに置かれた寝具)が大道具として常置され(Display)、共通の美術として数劇団が芝居をし(Drama)、
お客さんに一番面白かった団体を決めてもらった上で順位付けをし、
同舞台で実際に使用した小道具(今回は寝具)を賞品として授与する。
企業は自社商品をプロモートできるし、劇団側は道具製作が省力でき、交流の場をもてる。
<モノを実際に見せる>ことと演劇は親和性が高いと思う。
こういった試みが過去あったか否か、寡聞にして私は知らない。

今回、このアイデアに思い至ったのは、ステージプラスができる前に
この地で営業していたスナックMICMACからの常連客である螢縫船Δ隆飮骸卍垢箸慮鯲があったからだ。
スポンサーというと大企業をイメージしがちだが、螢縫船Δ呂曚箸鵑票卍弘貎佑撚鵑靴討訃さい寝具卸製造会社だ。

裏では色々なトラブルが続発し、各劇団やスタッフには迷惑をかけたが 
なんとか事故なく乗り切れたのは、ひとえに優秀なスタッフと各劇団のおかげだ。
劇団「猫花」は帝塚山大学演劇部「花鈴」を引退した団員たちが結成した社会人劇団。
今回上演された「結束せよ!特殊営業部!」は旗揚げ公演で、オリジナル脚本。
正直あまり期待してなかったが、なかなかの掘り出し物だった。

巨大商社が舞台。同社では最近過度な成果主義によりリストラや自殺が蔓延。
そんな中経営本部肝いりのプロジェクトが進められる。
各部署から集められた曲者がチームを組まされ、一週間という期限で成果を求められる。
最初のうちは反目しあってたメンバーも、やがて結束し、己のプライドをかけてプロジェクトに邁進していく。。

舞台であまり見かけないオフィスもの。オリジナリティあり。
脚本、演出にパワーあったが、上演時間2時間はやや長い。短くすればもっと見れたと思う。

部長役で今回の座長には華があった。
ゲイっぽい人事部課長も気持ち悪くて◎。

crashrush「まりっじ/プリント」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2016-5-21 17:30
2014年カレイドスコープというユニットにより徳丸¥1脚本の「まりっじ/プリント」という公演がおこなわれた。
隣り合ったマンションの2部屋の話で、2部構成。
前編(まりっじ)は新婚夫婦の部屋の話、後編(プリント)は漫画家の部屋の話。
二つの部屋の物語が微妙に入り混じるライトコメディであった。

同公演、キャストは劇団暇だけどステキの小出太一氏、舞夢プロの加藤遥子 
ステージタイガーの創設メンバー石神禿氏という芸達者なメンツによるもので、演出は石神氏が兼ねていた。

今回は役者を若手に変えて演出は石神氏(千秋楽のみ出演)が続投。
お客さんで両方のバージョンとも観た人は少ないと思われるので、両者を比較しての感想を述べても詮無いことだが、
やはり前回の方が見応えがあったし笑いもとれていた。

サドっぽい女編集者と、ゲイっぽいお隣さんはちょっと面白かった。
ブログ カレンダー
« « 2016 5月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4
カテゴリ一覧
最新のトラックバック