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ブログ - 演劇カテゴリのエントリ

STAGE+PLUS AWARDS 2019

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2020-1-7 0:35
2019年ステージプラスでの公演数はギャラリー公演を入れて全18本だったが、
作品賞は「過剰」という言葉がピッタリな阪本知プロデュース「ハニカムストラクチャア」に決まりだろう。
ステージプラスを12年やってきて、こんなド派手な舞台は初めてだった。
同作品の上演時の感想↓
http://stageplus.net/modules/blogplus/details.php?bid=328

他に印象に残った作品としては、小心ズ&人形劇団望ノ社「SHADOW KINGDOM」。
影絵というジャンルの奥深さを思い知らされた。

不登校問題を綿密な取材を元に多角的に描いた、
進劇銃題やぎゅり場「絆王子と無限の一歩」も印象深かった。

今回、入賞はしていないが旗揚げ公演、
ハタチの演劇プロジェクト「未来がやって来る前に」は素直さに好感が持てた。

作品賞     阪本知プロデュース公演 「ハニカムストラクチャア」
演出賞     猟奇的ピンク 「問う、今日」
脚本賞     進劇銃題やぎゅり場 「絆王子と無限の一歩」
舞台美術賞   阪本知プロデュース公演 「ハニカムストラクチャア」
照明賞     進劇銃題やぎゅり場 「絆王子と無限の一歩」
音響賞     小心ズ&人形劇団望ノ社 「SHADOW KINGDOM」
衣装賞     阪本知プロデュース公演 「ハニカムストラクチャア」
チラシ賞     猟奇的ピンク 「問う、今日」
オムニバス賞  Asobiino 「VARIETY」
主演男優 賞   ザイマン 劇団ミネット
主演女優 賞   佐野あやめ 乱れ桜
助演男優 賞   SARUTOBI FLEX 阪本知プロデュース公演
助演女優 賞   斎藤衿花 GEEK FACTORY
特別賞     小心ズ&人形劇団望ノ社 「SHADOW KINGDOM」


ステージプラスでの公演は今まで全て観て、全て書かさせてもらっていましたが、
昨年秋より、ブログがサボり気味になってます。
今まで通り観劇は変わらずさせてもらおうと思いますが、
思うところあり、ブログ執筆は「これ!」という団体に限らせてもらおうと思います
アワードはもちろん継続します。
2020年はもっと違う形で、固有の団体、あるいは関西演劇界に、
より役立つプロモーションを展開していきたいと思います。

2019年ステージプラス全公演リスト

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-12-23 20:26
2019年ステージプラス全公演リスト

1/19-20 ハタチの演劇プロジェクト 「未来がやって来る前に」
3/2-3 イーカンデルカン 「50音」
3/9-10 劇団大阪 「人の気も知らないで」
4/6-7 劇団ミネット 「春雷」
4/12-14 劇団さあもん 「浪漫ヲ謳エ」
4/20-21 猟奇的ピンク 「問う、今日」
4/27-28 めかとりーちゃ 「モノ*クロ」
5/4-5 asobiiiino 「VARIETY」
5/25-26 Geek Factory 「粗忽あぱーと」
6/15-16 劇団乱れ桜 「Try Angle」
7/20-21 劇団無♢垢 「その男に笛を吹かせるな!」
8/17-18 進劇銃題やぎゅり場 「絆王子と無限の一歩」
8/24-25 劇団阿呆船 「椅子は椅子」
9/6-8 ちゃかさん 「2大短編演劇祭」
9/28-29 小心ズ&人形劇団望ノ社 「新郎新婦のご入場です」「SHADOW OF KINGDOM」
10/4-6 阪本知プロデュース公演 「ハニカムストラクチャア」
11/9-10 劇団アシデマトイ 「トランス」
12/7-8 王様企画 「クチナシ シャクヤク クレマチス」

2/14-18 NOVA THEATRE  「はじめまして」(ギャラリー公演)

全18公演+1公演(ギャラリー公演)
阪本知は当ステージプラスの小屋管理のメンバー。
5月HEPホールにて彼プロデュースによる大竹野正典脚本の「密会」を観た。
今年は同氏没後10年ということで、ウイングフィールドが中心となり、
彼の戯曲を掘り起こすイベントが行われている。
「密会」は81年に起こった深川刺殺事件をもとにした作品で、
本来地味な会話劇を、EDMバージョンの「ペルシャの市場」が流れまくり、
白塗りの男女が踊りまくるという祝祭空間に仕立て上げ、観客の度肝を抜いた。

HEPホール公演の直後に極狭のステージプラスでやるという激しい落差。
しかし両公演ともに観た観客がいたとしたら、10人中8人は今回のが良かったと言うんではないか。
なによりもストーリーが分かりやすい。

ある漁村でシャム双生児の男女アグニとギリコが産まれ、座敷牢に隠されて育った。
ある日津波が町を襲い、2人は両親とはぐれてしまった。
途方に暮れていたところ、人買いのせむし男の甘言に乗って、
見世物小屋兼売春宿「六角蜜蜂」で働かされ人気者になる。
街のお大尽で医者の菰田が2人の身体に興味を持ち、やがて。。

見世物小屋の不具者を筆頭に、出演者全員がみな美形か異形というキャスティングが良い。
演技云々より衣装とメイクがキャラクターを際立たせている。

松本雄二が演出した「レミング」のオブジェをもらいうけた舞台美術、毒々しい照明、
本公演のために作曲したお囃子風のオリジナルスコア等、
ケレン味たっぷりのスタッフワークが本当に素晴らしい。
アングラ要素を全部をぶち込んでそれでいてポップな造り。

物語自体は丸尾末広「少女椿」や寺山の「田園に死す」あたりがベースとなっている。
台本には3人が関わっていて改稿を重ねた為、
当初のテーマ自体ぼやけてしまった感があったり、後半バタバタしたりと荒もあったが、力業で押し切った。

なによりうちの狭い小屋の雰囲気にマッチした妖しさ満載の舞台を彼は作り上げた。

小心ズ&望ノ社

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-10-12 17:42
東京から「OSAKA FRINGE FESTIVAL」に参加する為に大阪入りした
スタンダップコメディ小心ズ「新郎新婦のご入場です」と
人形劇団望ノ社「SHADOW KINGDOM-影の王国」合同公演。
各1時間、2本立て公演。

「新郎新婦のご入場です」
シルクドソレイユ正式登録アーティストであるヤノミによるスタンダップコメディ
(お客さんに問いかけるスタイルの一人コント)。
彼女は結婚式の司会も実際にやってるらしく、実体験を交えた結婚式あるあるネタ。
巧みにお客をいじりつつ話に引き込まれる。抱腹絶倒、オチも鮮やか。

「SHADOW KINGDOM-影の王国」
トロント演劇祭児童部門最高賞受賞作品。
寝つきの悪い少女ミネルヴァが、無くした携帯を求めて夢の中を冒険する。
夢の世界は夜行性動物が蠢く「シャドウキングダム」。
カナダ人ダニエルと日本女性の二人が操り声演する「影絵」の宇宙。

影絵と言って想像するような白黒の平面的なものではない。
350枚を超える切り絵にゼラを仕込んで色付け、時に照明の種類を変える。
「影」の美しさ不思議さ怖さを感じた。
絵と操演、声と光の総合芸術。
ミネルヴァが城に向かって飛翔するシーンには鳥肌が立った!

劇団阿呆船「椅子は椅子」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-9-6 0:57
同劇団は大阪芸大の学生が中心となって結成された。今回が旗揚げ公演。

変わったタイトルだ。
舞台上になんの変哲もない椅子が一脚置いてあるのみ。

その椅子をめぐり、
椅子を自分の兄だと言い張る男、
自分の赤ちゃんだと言うクリーニング店の妻、
同級生だと言い張る男、
白熊用の椅子として南極で売ろうとする商人
が入り乱れ、言い争う。

登場人物全員サイコパス。
若いのに、汗臭い系の古典的な不条理劇、
唐十郎か、ベケットか。

前半のコメディタッチから一転、ラスト儀式風のエンディングが異様で面白かった。

捕まえようと思えば思うほど、するっと逃げていく不思議な感触を持った作品。
不登校を題材とした演劇とトークの企画である。
作・演出は元通信制高校の教員八柳まごいちによるもので、自らの経験をもとに創作。
キャストの中には現実に不登校で悩んでいる若者も出演している。
芝居の後にはフリースクールの教師を招いてのアフタートーク&意見交換会が設けられた。
観客も普段小劇場を観に来るような客層ではなく、関係者っぽい方たちが多かったように思えた。

不登校の女子中学生「春子」を主軸に、
嫌々学校に通う少女、学校外に生きがいを見つける少年ら「子供の世界」と
春子のシングルファーザー、春子の担任、適応指導教室の職員らの「大人の世界」とを
行き来する重層的な物語だ。

八柳は執筆にあたって、教師、支援団体、保護者会等へ緻密な取材を行ったらしく、
各々の立場や彼らの苦悩がよく描けていた。

「演劇」というより、「不登校がテーマの講座」の1コーナーとしての小芝居という趣。
不登校の現実を世に知らしめるツールとしての演劇。
フィクションではなくドキュメンタリー。リアル、生々しい。新しい手法だ。

タイトルは上演前に読まれた朗読劇とヒロインが書いてる小説の内容に関するもの。本編の伏線にもなっている。

蛍光灯を舞台両サイドに置いたり、スクリーン上のシルエットで感情を表現したり照明も面白い使い方をしていた。

やぎゅり場自体は今回の公演をもって解散するらしい。残念。
劇団無垢は
2016年12月にステージプラスで上演した「天空のハルモニア」に続いて、
今回も中性ヨーロッパを舞台にしたダークファンタジーものである。
タイトルにあるように、「ハーメルンの笛吹き男」がモチーフになっている。
この物語は実話でグリム童話にあるようなメルヘン調ではなく、おどろおどろしいものだったようだ。

ある農夫の納屋に「男」が逃げ込んだという噂を聞き、
「欠陥」を抱えるモノ達が集まってくる。
「男」はあるモノにとっては、「お尋ね者の笛吹き男であり」、
あるモノにとっては自分の欠けた身体を元通りにできると信じている。
彼らは西洋の妖怪(コボルト、ハーピー、狼音等)に模して登場する。
農夫は納屋には「芋しかない」と言って譲らない。

演劇とは難しいもので、脚本家の中で構想上のあるべきストーリーというものが存在するのだが、
途中、キャストが降板したり、尺の問題やらで、削る必要が出てき、
その箇所だけ削ると他の箇所で説明不足になって客に混乱を招かせる。伏線が回収できない。
最初から書き直すには、もう稽古が始まっていたりする、
ということが往々にして起こる。

隙間が多い芝居の場合、辻褄が合わないのは大して気にならないのだが、
今回の芝居のように情報量が多くロジカル劇の場合、
物語に出てこない人物が思わせぶりに会話に登場したりすると、
観ていて混乱する。
西洋の深い闇と狂気を孕んだ世界観自体面白そうだっただけに残念。

中世風の衣装とメイクは素晴らしい。
ドラマチックな照明も効果的。
ラストシーンは鮮烈だった。


劇団乱れ桜 企画公演 「Try Angle」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-7-1 23:52
劇団乱れ桜「TRY ANGLE」
A「蛍火」B「卒塔婆小町」C「コント集」各30分の短編が3本あり、
1公演でこのうち2本が上演される。全編観ようと思うと2公演の観劇が必要。

私はAはゲネで観て、落ステでC→Bの順で鑑賞。

A「蛍火」
昔仲間だった男女5人が10年ぶりに同窓会で田舎に帰って来る。
彼らは卒業前の夏祭りに皆で繰り出した。
1人の少女が男子に告白しようとするのだが、その裏では。。
ハートフルな一編。

B「卒塔婆小町」
三島由紀夫氏「近代能楽集」の中の1編。
古典能を三島氏が現代風(50年代の日本)に移し替えて書いたもの。
老婆と少女一人二役を演じた佐野あやめの演技が圧巻。

C「コント集」
「ダメな市議会選挙」「居酒屋の面接」「心の中の天使と悪魔」等
ネタ自体はよくあるものだが、アドリブをかなりぶっこんでたようでスリリング。
テンポが良く爆笑した。

C→Bの順で観た。
ゆるいコントのあと超シリアスな三島作品、下手にやったら悲惨なことになりかねなかったが、
お客さんは二幕目の開始と共に三島の劇世界に引き込まれていた。
トミタ翔吾の演出力、なかなか剛い。

Geek Factory「粗忽アパート」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-6-10 23:08
Geek Factoryは昨年11月ステージプラスにて「稲瀬遺失物相談所へようこそ!」を公演、今回は劇団として計9回目の公演となる。

タイトル名から、落語の「粗忽長屋」の現代版をやるのかなと思ったが、
コメディだけれど全然違う話だった。

ぼろいアパートに若い新婚カップルが入居してくるところから始まる。
序盤、アパートに居住する大家夫妻、若い夫婦、女子大生、謎の女子コンビニ店員(実は要人警護)、
近くに勤務する警官男女等々、一癖も二癖もある登場人物がテンポよく紹介をされていく。
彼らは全員粗忽者、おっちょこちょいだ。

ギャグの切れが前回に比べて数段良くなっていた。
10人の登場人物の動かし方、出し入れが実に巧み。
オチに感動話もってきてたけど、ギャグで突っ走ってくれた方が私的には好きかな。

男子警官やばすぎ。
女子警官は、前回に引き続き安定のキュートさ。

asobiiino「VARIETY」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2019-5-16 19:26
タイトル通りバラエティーに富んだ3短編のオムニバス公演。
´を万絵巻出身のながたゆうかが、
△鯑鰻狠張廛蹈妊紂璽機爾了害射橘陲作演を手がけた。

  屮譽鵐屮薀鵐箸猟子」

静止軌道エレベーターが実用化された未来、火星で勤務する父に会いに行くために、
それに搭乗する少女と、途中階でエレベーターに乗り込む人達との交感。
「銀河鉄道の夜」を感じさせるちょっと切ない話。

◆ 屮汽廛薀ぅ困気擦討れ」
誕生日のサプライズをするために当人の部屋で、
クラッカー片手に帰宅を待ち構えるパーティームードの友人達。
しかし当人は中々帰って来ず、友人や関係ない人までがどんどん増えて来る。
しまいには皆でカードゲームに興じ始める。。

 「23時、ベランダで」
ながたゆうかと山下裕矢の2人芝居。
漫画家を志望する男のマンションの隣室に住んでいたのは、そこそこ売れている官能女性小説家だった。
2人はベランダ越しに会話するうちに、顔も知らないまま意気投合し共作しようということになる。
毎晩23時ベランダの仕切り板越しにネタ打合せ、2人は売れっ子になっていくのだが。。


SF、コメディ、恋愛もの?とバラエティーに富んだプログラム。3作品とも高レベルで面白かった。
肩肘張らず楽に観れる感じ。心地よかった。
音響もセンス良く、ポップ。

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