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ブログ - 劇団洒落乙。「レズ極道 ボイタチ組組長殺害事件 激録」

劇団洒落乙。「レズ極道 ボイタチ組組長殺害事件 激録」

カテゴリ : 
レビュー » 演劇
執筆 : 
イチロウ 2018-9-26 16:53
劇団洒落乙。の公演は、ステージプラスでは2015年「ミスターペロペロマン」に続いて2回目。同作品はグロテスクな青春群像劇で印象深かった。

今回の洒落乙の公演は、レズ業界のマウント争いを、「仁義なき戦い」等ヤクザ映画に置き換えて描いた怪作だ。
主宰ぶった斬れのベティ自身レズビアンであることを公言している。

パンフレットによれば、レズビアンと一言で言っても、ジャンルによる反目があるようで、
外見上での、ボイ(ボーイッシュ)VSフェム(女性らしい)VS中性
SEX面でのタチ(抱く側)VSネコ(抱かれる側)の組み合わせによって構成されている。
タイトルの「ボイタチ」とはボーイッシュな抱く側のレズビアンである。

オープニング、木魚 鉢、読経が鳴り響く中「ボイタチ組」組長の葬式シーンで幕が開く。 
いきなり不穏で罰当たりなムードが漂う。
ボイタチ組組長はミナミ・堂山のレズバーの縄張り争いで「フェム組」に射殺されたらしい。
ボイ組組員たちは復讐を誓い、
ボイ・フェム・中性にメンヘラまで加わって四つ巴の血で血を洗う抗争が勃発する。。

時々意味不明なギャグや業界ネタ等があったりするが、
徹底したエンタメ志向、剛腕の演出力で全力疾走で駆け抜けた。

今回の公演で驚いたのが、全キャスト10人中過半数が「初舞台」だということだ。
普通なら危なっかしくてまずあり得ない。舞台が成立しない可能性がある。
しかし、彼らは舞台は素人でも、
レズビアンバー等で働く華のある、男でも惚れ惚れしそうなイケメン揃いである。 
演出は演技力より本物のレズビアンが持つ面白さリアルさを選択した。
だから芝居を観ているというより、ある種見世物を観ているような感覚に陥った。
現代のアングラとはこういうスタイルになるのかもしれない。18年版「薔薇の葬列」?

小劇場の客はほとんどがその関係者だとよく言われているが、
今回の公演、イケメンボイを観る為に、
着飾ったお水風のお姉さまや男装者等普段小劇場に足を運ばなそうな観客が大勢来館した。
「小劇場」という枠組みを打ち破っていくダイナミズムさを感じた。

最後に、座長ぶった斬れのベティの存在感は只事ではない。
LGBTの社会認知が進む中、彼女は自身でレズビアンを公言し、トーク力もあるので、
TV等色んなメディアに進出していくのではないかとマジに思う。

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